消火器の使い方
普通の火災
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火災が起こってしまったら・・・
まず落ち着くことが大切です!
【消火器の使用上の注意!】
安全ピンは、火元まで運んでから抜く。
風上から炎へ近づき、上の炎や煙ではなく、燃えているものに向けて、ほうきで掃くように左右にかけます。
消火器は手軽で初期消火に適していますが、使用できるのは天井に炎が達する前までです。
その後は速やかに避難してください。
錆びた消火器や変形した消火器を使用することは大変に危険です。絶対に使用しないで下さい。
不要になった消火器の処分は専門の業者に任せて下さい。
ゴミに出したり放置したりしないで下さい。
※ピンチアウトしてご覧ください。(指2本で拡げて拡大)
油鍋火災
油鍋火災を消火器で消すにはいくつかの注意点があります。
- 火が天井まで届いていたら、すぐに逃げる。
- 消火器を使うときには直接鍋にノズルを向けない。
危険な消火方法
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上の写真では消火器の噴射の勢いで自分に熱い油がかかってしまいます。
鍋には直接消火器を向けないで下さい。
安全な消火法
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一度壁に当ててから消火薬剤を鍋に落とします。
壁をクッションにすることで噴射の勢いを弱め、油の跳ね返りを防ぎます。
※写真では分かり易くするため、人と鍋の距離が短いですが、実際は、3~4m離れて下さい。