火災報知器は何故必要?

近年の住宅火災による死者の発生状況を経過別に見ると、逃げ遅れが最も多く、全体の約6割を占めています。
また、死者の発生状況を時間帯別にみると就寝時間帯の方が多くなっています。つまり、就寝時間帯が、昼間に比べて人命の観点で危険性が高いと言えるのです。このため、必要最小限で効果の高いと考えられる場所として、寝室に警報器を設置することとされました。
また、寝室が2階にある場合などでは、階段室にも設置することとされています。これは、階段室が火災による煙の集まりやすい場所であるとともに、2階などで就寝している方等にとっては、ほとんどの場合唯一の避難経路となるからです。

住宅用火災報知器は何故必要?

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