食品工場及び業務用厨房施設等における一酸化炭素中毒事故の防止について
平成29年9月14日付けで、沖縄県知事公室防災危機管理課から事務連絡がありましたので、周知いたします。
近年、食品工場及び業務用厨房施設等において都市ガス及び液化石油ガス(以下「ガス」という。)の消費設備による一酸化炭素(以下「CO」という。)中毒事故が発生しています。
平成29年は6月末時点で、1件(死者0名、症者3名)発生しているほか、平成28年は9件(死者0名、症者27名)発生しています。平成28年8月には、宮崎県の高校において、業務用ガスオーブンを使用した食品製造実習中に生徒13名及び教諭2名がCO中毒となる事故が発生しました。
これらの事故原因の多くは、機器の経年劣化や換気が不十分なため、消費設備が不完全燃焼を起こし、COが発生したものです。
食品工場及び業務用厨房施設等においてひとたびCO中毒事故が発生した場合、多くの人を巻き込み、甚大な被害を及ぼす可能性があることから、換気、点検、手入れ、業務用換気警報器設置等の重要性について、業務用厨房等の所有者や使用者等の理解を促すことが重要です。
経済産業省は、食品工場及び業務用厨房施設等におけるガスの消費設備によるCO中毒事故を紡止するため、下記の事項について、ガスの消費設備の使用者及び管理者に対して注窓喚起をします。
食品工場及び業務用厨房施設等における一酸化炭素中毒事故の防止について【PDF:194KB】
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